RTCカンファレンス

2007年11月24日

RTCカンファレンスに参加してきました

RTCカンファレンスに初参加してきました。
今回のテーマは「ブログ限界論」。

この過激なタイトルから、開催前から大盛り上がりでした。
▼RTCカンファレンスの告知
http://realtimecontext.com/modules/eguide/event.php?eid=31
▼上原社長の見解
http://ceonews.jp/archives/2007/11/rtc_vol28.html
▼様々な方々の見解を総括して頂いた徳力さんの記事
http://blog.tokuriki.com/2007/11/post_301.html

様々な方々のブログの捉え方を伺えることができ、
個人的には「ブログの面白さは正にこれだ」と感動しておりました。

誰かがディスカッションのキッカケとなる問いかけを投げかけ、
それについて様々な角度から見解が飛び交う。

1人の考えがカンペキな必要もないし、それは現実でも不可能なこと。
みんなで一生懸命考えて、ディスカッションして、いろいろ出尽くして
自分だけでは見つけられなかった見解を受け取れることこそが
ブログの素晴らしさなのではないか、と感じました。


さて、カンファレンスでは、
「ブログ限界論」というタイトルへの皆様からの反応を共有した上で、
社会的な側面、経済的な側面、システム的な側面などの切り口を意識しつつ
パネルディスカッションが進められました。
自由に参加者がツッコミや質問を投げかけられる参加型の形式で、
時には鋭いツッコミが入り、非常に面白いセッションとなりました。

続いて、
『トーキョー・ブックマーク・プロジェクト』の1位スポットが弾さんのお宅という衝撃の発表^^
なんと映画「バベル」の収録で使われた程のお宅だそうです。
いつかぜひ伺わせて頂きたいです^^

最後に、
参加者が6人ずつくらいに分かれて、
「すごい影響力を持つアルファブロガーになったとしたら、ブログを面白くするために何をしますか?」
というテーマについてディスカッションしました。
やっぱりこーゆー議論のキッカケがあるとほんと楽しいですね。
ブログを書いてる人、書いてない人、mixiはやってる人、システムを作ってる人、事業にしている人、
様々な立場でブログに接している方々のそれぞれの意見がぶつかりあって
すごく考えさせられると同時に、こういった機会の大切さをしみじみと実感しました。


以下、今回のカンファレンスに参加して心に響いたことを自分なりにまとめてみます。
★炎上などのディスカッションの盛り上がりを察知するシステムがあればうれしい
 相当な話題になる前にカテゴリ別に知ることができて、「携帯業界で今こんなディスカッションが
 発生している。これは興味あるから自分も参加しよう!」 とできたらもっともっと楽しいのにって
 思います。
 情報感度の高い人だけのものではなく、多くの人がその面白さに触れられるようになるといいな。
 「スキルがなくてもその人にとっての面白いものを見つけられる」の実現が必要。頑張ろう。
★ネット=リアル
 ネットが仮想世界というのは違和感がある。考えていることを直接人に伝えるのがリアルだとすれば
 それをWeb経由で多くの人に伝えるのもリアル。であれば、リアル同様最初の発信で
 完結するはずもない。リアルな会話同様に
 「こんなこと思ってるんだよね。」
 「え?何それ?それってこーゆー意味?」
 「かくかくしかじか」 
 「なるほど。そーゆーことね。すごく賛成。でもここが抜けてるから、こうしたらもっとよくない?」
 「それすんごいいいわー。相談してみるもんだねえ。」
 って感じでいいのではないでしょうか。
 また、本人同士だけで完結せずに、読者みんなで共有できるのがブログの素晴らしさだと思います。
★ブログというシステムを政治に活かしたい
 誰かが疑問を投げかけ、みんなでディスカッションし、世論を盛り上げ、政治の腐敗を抑制する力
 にしたい。リアルだけでは難しいが、ブログにはその可能性があると思う。
★自動送信される迷惑トラバ、コメント、ブログ生成の抑制は個人でもできる
 これらにより、面白いブログを探すことができなくなったりして、徐々に深刻な問題になってきている。
 ブログ業者で迷惑自動送信などの情報は共有しているので、各自のブログで削除するだけでなく、
 誰かが通報してくれれば、一気に共有されて、かなりの迷惑行為を抑制することができるらしい。
 そんな効果あるのならコツコツ頑張ろう。

カンファレンスの後には近くの飲み屋で懇親会がありました。
いろんな立ち位置から今日のカンファレンスどうだった?みたいな話ができたり、
「今度ウチのビルの屋上で鍋の会やりましょうよー。」「行く行くー。」「僕も僕もー。」
みたいなワクワクな会ができたり、やっぱり顔をつきあわせての関係作りというのも
すごく重要というか楽しいことに全く変わりはなくって、ネットとの相乗効果をもっともっと
促進できたらなあって思いました。

今回、全体を通して感じたのが、
「他者の視点に触れて、自分にないものをもらえる」
「ディスカッションして、それを確かめ合える。もっと違う何かを生み出せる」
ってことはすんごく楽しいってこと。
ブログはそれ作りだし、本人だけでなくみんなで共有できる仕組みだってこと。
「何らかの成長だったりコミュニケーションだったりが自分の人生を豊かにしてくれる。」
だからブログは楽しいってこと。
この楽しさを「みんなのもの」にしていけるよう、頑張っていきたいって思いました。


ちなみに私はこの「ディスカッションによる成長の喜び」を社内に持ち込み
「働くをもっとワクワクに」を実現するために日々奮闘しております。




masahiro_uchino at 01:19|PermalinkComments(0)TrackBack(1)
プロフィール

内野 匡裕

Twitter
Facebook
ギャラリー
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 今話題の「ビザと仕事をもらいつつ海外就労体験のできる」WorkASIAをのぞいてきました
  • 外国人比率50%の国際交流シェアハウス
  • 外国人比率50%の国際交流シェアハウス
  • 外国人比率50%の国際交流シェアハウス
  • 外国人比率50%の国際交流シェアハウス
  • 外国人比率50%の国際交流シェアハウス
  • 外国人比率50%の国際交流シェアハウス
  • 外国人比率50%の国際交流シェアハウス
  • 外国人比率50%の国際交流シェアハウス
  • 【New Intercultural Guest house Open Information】 6 minutes to Shinjuku, Shibuya 50000yen (Meidaimae)
  • 【New Intercultural Guest house Open Information】 6 minutes to Shinjuku, Shibuya 50000yen (Meidaimae)
  • 【New Intercultural Guest house Open Information】 6 minutes to Shinjuku, Shibuya 50000yen (Meidaimae)
  • 【New Intercultural Guest house Open Information】 6 minutes to Shinjuku, Shibuya 50000yen (Meidaimae)