情報流通
2009年06月19日
良いモノに集中する時代
先日億万長者ランキングが発表されていました。
2009年フォーブス日本の億万長者ランキング
気になったのは、ユニクロやABCマートなど
ここ最近騒がれている企業の社長が大躍進していること。
(ユニクロ社長の柳井さんがなんと昨年7位→今年1位)
「ここまで変動するものなのか?」
と驚きました。
そこで感じたのは
「良いモノに多くの消費者が集中する時代になったのでは」
ということでした。
PCからでも携帯からでもインターネットで情報収集ができ、
お得な最新情報から使ってみて良かった悪かったという
情報があっとゆーまに流れています。
さらにそれが第3者の情報だけでなく、
信頼できるSNS内の知人の意見だったり。
そういった情報流通の変化が
消費者側をカシコくし、本当に良いモノに集中させているのでは
ないでしょうか?
そうだとすれば作り手はすごく助かります。
今までは
「まずは奇をてらった目を引くモノにして買ってもらわないと
使った後の感動もない」と本質と違った要素が必要だったのが
「使ってみて本当に役立つモノ」に集中すればいいからです。
なんとなく世の中が良い方向にどんどん変化してる気がします。
そんな中で「本当に良いモノ」にこだわっていきたいと思います^^
2009年フォーブス日本の億万長者ランキング
気になったのは、ユニクロやABCマートなど
ここ最近騒がれている企業の社長が大躍進していること。
(ユニクロ社長の柳井さんがなんと昨年7位→今年1位)
「ここまで変動するものなのか?」
と驚きました。
そこで感じたのは
「良いモノに多くの消費者が集中する時代になったのでは」
ということでした。
PCからでも携帯からでもインターネットで情報収集ができ、
お得な最新情報から使ってみて良かった悪かったという
情報があっとゆーまに流れています。
さらにそれが第3者の情報だけでなく、
信頼できるSNS内の知人の意見だったり。
そういった情報流通の変化が
消費者側をカシコくし、本当に良いモノに集中させているのでは
ないでしょうか?
そうだとすれば作り手はすごく助かります。
今までは
「まずは奇をてらった目を引くモノにして買ってもらわないと
使った後の感動もない」と本質と違った要素が必要だったのが
「使ってみて本当に役立つモノ」に集中すればいいからです。
なんとなく世の中が良い方向にどんどん変化してる気がします。
そんな中で「本当に良いモノ」にこだわっていきたいと思います^^
2007年10月27日
使うのは人
社内でブログ、SNSなどのコミュニケーションシステムを導入し、
コミュニケーション活性化を試みることは徐々に一般化しつつあります。
「社員の結束が強まり、積極的な協業で業務効率が上がった」
「社員が会社や仲間に愛着を持ち、改善案を出すようになった」
「現場の気づきから大きなトラブルを早期に発見できた」
「現場のアイデアをみんなで煮詰め新規プロジェクトに発展した」
などなど良い効果を挙げている企業も増えてきました。
逆に、
「システムを入れたはいいけど誰も使っていない」
という企業も増えているのが現実です。
活性化しない原因の多くは、
「業務が忙しい中、とても記事なんて書けない」
「知らない人の記事にコメントなんて書きづらい」
「反応がないから張り合いがなくて書かなくなった」
など。
これまで主観を公開したり、オープンな議論をしたり、
コミュニケーションも業務の一部、という慣習のなかった
企業では、これは当然起こりうることだと思います。
コミュニケーション活性化に成功している企業は
元々上記の文化を持っている企業か、
上記の文化に持っていこうと積極的に現場とのすり合わせをする
コーディネーターを設置している企業がほとんどなのです。
これは企業文化を変革していく試みですから、
簡単なことではありません。
コーディネーターはコミュニケーションの原則を学び、
社員の心の動きを感じ取り、適切に誘導していかなければなりません。
果たして、このような努力をしなければ成功しないシステムが
成熟したシステムといえるのでしょうか。
コーディネーターが頑張らなくても、使っているうちに自然と
導かれるシステムは作れないのでしょうか?
情報流通には以下の原則があります。
・情報を発信する人(記事を投稿)
・発信された情報を加工する人(記事にコメント、評価)
・加工された情報を吸収する人(記事を閲覧)
この3パターンの行動をする人の割合は、ほぼ1:9:90であり、
どこかのバランスが崩れてもコミュニケーションは活性化しないのです。
例えば、「記事を書く負担が大きくて投稿する人が減れば、反応したくなる対象が減るので加工する人も減り、記事やためになるコメントのやりとりが減れば読む人も減る、読む人が減れば、書く人のモチベーションは下がり、忙しい中あえて書こうとはしなくなる」という悪循環に
陥ってしまいます。
コーディネーターがうまくいっていない場合、この原則を理解せず、
誰もが書き、誰もがコメントするはず、という誤解の元で
オペレーションしているケースが多いのです。
だとすれば、システム開発の面でも、おのずと答えが出てきます。
3パターンのいづれもが心地よく行動し続けることに着目し、
・発信する人が負担なく発信することができ
・加工する人がついつい反応したくなり
・吸収する人が求める記事を見つけやすい
このような軸を元に、使っているだけで自然と好循環が生まれることを
とことん考えていかなければならない。
この度、上記のような「人とコミュニケーションの本質を中心に置いたコンセプト」で挑戦し続けている企業と出会うことができ、そちらにてイントラブログの発展形を目指すことを決めました。
「世の中に新しい価値をもたらし、それを使う人に新たな可能性を与えたい」
初心を忘れずに頑張っていきたいと思います。
コミュニケーション活性化を試みることは徐々に一般化しつつあります。
「社員の結束が強まり、積極的な協業で業務効率が上がった」
「社員が会社や仲間に愛着を持ち、改善案を出すようになった」
「現場の気づきから大きなトラブルを早期に発見できた」
「現場のアイデアをみんなで煮詰め新規プロジェクトに発展した」
などなど良い効果を挙げている企業も増えてきました。
逆に、
「システムを入れたはいいけど誰も使っていない」
という企業も増えているのが現実です。
活性化しない原因の多くは、
「業務が忙しい中、とても記事なんて書けない」
「知らない人の記事にコメントなんて書きづらい」
「反応がないから張り合いがなくて書かなくなった」
など。
これまで主観を公開したり、オープンな議論をしたり、
コミュニケーションも業務の一部、という慣習のなかった
企業では、これは当然起こりうることだと思います。
コミュニケーション活性化に成功している企業は
元々上記の文化を持っている企業か、
上記の文化に持っていこうと積極的に現場とのすり合わせをする
コーディネーターを設置している企業がほとんどなのです。
これは企業文化を変革していく試みですから、
簡単なことではありません。
コーディネーターはコミュニケーションの原則を学び、
社員の心の動きを感じ取り、適切に誘導していかなければなりません。
果たして、このような努力をしなければ成功しないシステムが
成熟したシステムといえるのでしょうか。
コーディネーターが頑張らなくても、使っているうちに自然と
導かれるシステムは作れないのでしょうか?
情報流通には以下の原則があります。
・情報を発信する人(記事を投稿)
・発信された情報を加工する人(記事にコメント、評価)
・加工された情報を吸収する人(記事を閲覧)
この3パターンの行動をする人の割合は、ほぼ1:9:90であり、
どこかのバランスが崩れてもコミュニケーションは活性化しないのです。
例えば、「記事を書く負担が大きくて投稿する人が減れば、反応したくなる対象が減るので加工する人も減り、記事やためになるコメントのやりとりが減れば読む人も減る、読む人が減れば、書く人のモチベーションは下がり、忙しい中あえて書こうとはしなくなる」という悪循環に
陥ってしまいます。
コーディネーターがうまくいっていない場合、この原則を理解せず、
誰もが書き、誰もがコメントするはず、という誤解の元で
オペレーションしているケースが多いのです。
だとすれば、システム開発の面でも、おのずと答えが出てきます。
3パターンのいづれもが心地よく行動し続けることに着目し、
・発信する人が負担なく発信することができ
・加工する人がついつい反応したくなり
・吸収する人が求める記事を見つけやすい
このような軸を元に、使っているだけで自然と好循環が生まれることを
とことん考えていかなければならない。
この度、上記のような「人とコミュニケーションの本質を中心に置いたコンセプト」で挑戦し続けている企業と出会うことができ、そちらにてイントラブログの発展形を目指すことを決めました。
「世の中に新しい価値をもたらし、それを使う人に新たな可能性を与えたい」
初心を忘れずに頑張っていきたいと思います。